自分へのご褒美や食後のデザートとしてケーキを買う人もいますよね。ケーキには消費期限が短いものが多く、食べきれずに残ってしまうことで困った経験をした人もいるのではないでしょうか。ケーキには糖質や脂質が多く含まれており、食べ過ぎることで体調不良になってしまうこともあります。食べきれなかったケーキを廃棄するのはもったいないので冷凍することもあるでしょう。ここでは冷凍できるケーキ、冷凍できないケーキについて解説します。
冷凍保存できるケーキとは
ケーキの種類にはさまざまなものがあり、冷凍保存できる種類のケーキもあります。冷凍保存できる期間はケーキの種類によって異なり、1~4週間と長期間保存することも可能です。冷凍保存できるケーキは主に4あります。
- ロールケーキ
- チーズケーキ
- ガトーショコラ
- スポンジケーキ
それぞれ説明しますね。
ロールケーキ
ロールケーキのクリームは冷凍前の質感とさほど変わりませんが、スポンジ部分はしっとりするのが特徴です。味に大きな変化はなく、正しく冷凍すれば2~3週間ほど保存することが可能ですよ。
チーズケーキ
チーズケーキは冷凍前と比べて、味や食感にほとんど変化はなく、風味が損なわれることもありません。保存できる期間は3~4週間ほどであり、冷凍保存できるケーキの中では最も保存期間が長いといえるでしょう。
ガトーショコラ
ガトーショコラはチーズケーキ同様に、冷凍前と比べて味や食感にほとんど変化はありません。正しく冷凍保存できることで3週間ほど保存できますよ。
スポンジケーキ
スポンジケーキは冷凍前よりもパサついた食感になりますが、冷凍保存できるケーキです。保存できる期間は1~2週間ほどであり、冷凍保存できるケーキの中では最も期間が短いのが特徴ですよ。
冷凍保存できないケーキとは
冷凍保存できるケーキを理解したところで、冷凍保存できないケーキについて知りたいですよね。基本的にはどんなケーキでも冷凍保存することはできますが、生フルーツを使ったケーキは冷凍保存に適していません。生フルーツを冷解凍することで、フルーツ内の水分が流出しケーキに染み込んでしまい、びちゃびちゃになってしまいます。どうしても生のフルーツを使ったケーキを冷凍したいのであれば、フルーツだけは先に食べてしまい、スポンジやタルト生地の部分だけを冷凍保存してください。生のフルーツを購入しておき、解凍したケーキに生のフルーツを新たにトッピングするようにしましょう。
ケーキの解凍の方法
冷凍したケーキを美味しく食べるためには、正しいケーキの解凍方法を把握しておく必要があります。正しくケーキを解凍するポイントは2つとなります。
- 自然解凍する
- 電子レンジで解凍しない
それぞれ説明しますね。
自然解凍する
冷凍したケーキを解凍する際は、冷蔵庫で自然解凍するようにしましょう。カットされているケーキであれば、6時間もあれば冷蔵庫で解凍することが可能です。ホールケーキのように大きいケーキは、冷蔵庫での解凍に半日ほどかかるので早めに移しておくようにしましょう。
電子レンジで解凍しない
すぐに食べたいからといって、電子レンジで解凍してはいけません。電子レンジで解凍することでクリームが溶けてしまい、解凍にムラが出てしまうので美味しく食べられません。どうしても電子レンジで解凍したいのであれば、解凍モードを短めに設定し様子を見ながら解凍し、残りは冷蔵庫で解凍するようにしましょう。
まとめ
ケーキの中には冷凍保存できるケーキもあります。チーズケーキやガトーショコラのように、脂肪分が多いケーキは冷凍保存での影響を受けにくく、解凍しても美味しく食べられます。基本的にはどんなケーキでも冷凍保管できますが、生のフルーツを使っているものはフルーツの水分が浸潤するので美味しく食べられません。冷凍保管したケーキを食べる時は電子レンジで解凍せずに、冷蔵庫で自然解凍するようにしましょう。